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【ニンニク】収穫までもう少し!

先日はカムチャッカ半島の火山が噴火したり、大量の黄砂が飛来してきたりと、何かと空にまつわる話題が多かった印象です秋田のお客さんに聞いたのですが、今回の黄砂はいつもと違い、粘り気があるそうです。そして粒がカクカクしている、と。拭き掃除だけでは車なんかは傷だらけになってしまうので、今回の黄砂の掃除は手間がかかるとのことこの話を聞いて思ったのは、見る人はちゃんと細かく見ているなぁ、という事「黄砂がたくさん降ってきて洗濯物が汚れちゃう」で終わらず、私も一つ一つの出来事を深く理解できるように精進して行きたいと思います

さて、タイトルに挙げたニンニクですが、九州のお話です九州ではここ数年冬場が暖かく、分球しない(スポンジ球)ことが問題になっていました。品種は暖地系の鱗片の多い品種で、壱岐早生や上海早生、嘉定種がよく栽培されています。今年は1月2月がしっかりと冷えましたので、スポンジ球は概ね回避できるようです。スポンジ球対策として、炭素率を下げて生殖生長に傾けるためにリン酸を効かせたり、植付け深さを変えてみたりしていますが、なかなかうまく行かないとのこと。西日本で一番生産量が多いのは香川県ですが、香川式のマルチ後に土寄せという栽培方法にポイントがありそうですね分化に関して、節間が伸びていたら分化している、との話を聞いたのですが、聞いたことある方いましたら是非教えて下さい

話を戻しますと、もうじき蕾(とう)が上がってきます。蕾が上がってきてからは鱗片に栄養を回す生育に切り替わりますので、葉をいっぱい働かせて、作ったデンプンを根元に降ろしてもらいましょうつまり、MリンPKマグです肥料は水に溶けてはじめて吸収されますので、散布後は水を撒くか、雨の前に散布するようにして下さいね

2023.04.17|ブログ,時事,畑作

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