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春先の高温の影響(ミカン)

今年の名古屋近辺は適度な雨があり、スクスクと雑草の伸びが早いです。暖かくなってきて、また今年も草との戦いが始まりますね……今年は草刈り用のチップソーを新調しましたので、きっと力を発揮してくれることでしょう

 

さて、どこでも騒いでいることと思いますが、今年の冬は寒さが厳しかったものの、3月・4月は暖かく、5月はここ数年並に落ち着きそうです。暖かかった春先の影響で、果樹など永年作物は生育が前倒しで進んでいます

下の表はここ数年の月平均気温です。これを見ると赤枠2018年の3月、特に4月の気温が高いことが分かると思います。

 

今年と同様に、気温が高めで推移していた黒枠2016年のミカンの写真と比べてみます。

アングル等が違うので比べ難くてすみません

この2枚の写真は、2018年と2016年の同じ樹・同じ日(5/18)の写真で、どちらも着果後の様子です。分かりにくいと思いますが、花びらや柱頭の残り具合、実の大きさが1~2回りほど違うことが見てとれると思います。暖かかった2016年と比べても、ここまでの生育で5日~1週間ほど早まっていますちなみに春先の気温が涼しかった2017年は、5月中旬では着果し始めの段階で、花びらもしっかり残っている状態でした。2017年と比べると1週間~10日ほど早まっているようです。

 

気象庁の一ヶ月予報では、北日本以外では気温が高くなる見込み、との発表があります。今後の管理も前倒しとなっても対応できるよう、必要になりそうな資材は前もって準備しておくことをオススメします私たちも徒長を抑えるPフォスタ、総合的な栄養補給のアミノ酸液肥リーフA液材、代謝促進と病気予防のリーフアップバリアは既に準備完了ですどんな事態にも対応するための、普段からの根作り、緊急時の葉面散布による生育調整は、高品質な作物づくりに欠かせない技術です

2018.05.28|ブログ,果樹

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