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家庭で出来る科学の実験 ~くちなしご飯~

まずはこちらをご覧ください。

炊飯前のお米です。

黄色~オレンジ色に見える液体に浸かってますが、くちなしの実を割り、
15分ほど煮てから濾した汁に浸けています。

このまま炊くと、黄色いご飯になります。

黄飯と書いて、大分県臼杵市では「おうはん」、名古屋市では「きいはん」、
静岡県東伊豆町稲取では「きめし」と呼ぶそうです。

食べる時期も、臼杵では大晦日、名古屋では端午の節句、稲取では雛祭りと
バラバラなところが面白いです。

さて、炊き上がりましたが…!

緑色になっています。

実は、くちなしの色素と米ぬかが化学反応を起こし、炊き上がると緑色になることがあります。

もう少し詳しく説明しますと、米ぬかの酵素がくちなし抽出液に含まれるイリドイド配糖体に作用し、
ゲニピンとなり、ご飯を炊いたときにアミノ酸などと反応して青色に変わり、
この青色がくちなし本来の黄色と混じりあって緑色になる、とのことです。

黄飯を作る時の失敗例として出てきますが、炊き上がりに抹茶を少々混ぜると風味が良くなります。

ちなみに、黄色いご飯にしたい場合は、吸水は普通の水を使い、炊く前に一度水を切ってから、
くちなしの煮汁(もしくは割ったくちなしを浸けた水)を目盛りまで入れれば失敗しません。

 

さて、前置きが長くなりましたが、我が家の家庭菜園では昨秋からそら豆を育てています、が…

早くも花が咲いています。

種を蒔いたのが昨年の11月。

年末年始から寒い日が続いて油断していましたが、発芽が遅かった鉢はまだ花がないので、
育ちすぎていたということなのでしょうか?

こちらの謎は解けていません。

2021.02.05|ブログ

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