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リーフレタス軟腐病

こんにちは。
週末には再び寒波が来ると予想されています
農作物の寒さ対策だけでなく、ご自身の寒さ対策も忘れないでくださいね

さて、先日お客様を訪問したおり、こんな症状に困っているというお話をいただきました。
リーフレタス軟腐病

リーフレタスの株元に近い辺りが茶色くなっています。
これは「軟腐病」といい、レタスに限らずいろんな野菜に発生する厄介な病気です。

原因は土壌中の病原菌。
これが雨などで作物に付着し、傷などから侵入します
じゃあ、なんとか退治してやろう!
と考えるのはちと早計かも

この病原菌はいろいろな土壌中に存在するものの、それほど強い細菌ではありません。
人間でいえば風邪の菌と同じです。
免疫力が弱っているときは風邪を引きやすく、健康的な生活をしていれば防げるものです。

じゃあ、野菜の免疫力が弱っているってどんな時?
ほとんどの場合がチッソが多すぎる場合。
人間でいえばメタボ状態ですね
特にレタスなんかの葉物は、チッソが多すぎると葉が薄くなって病気の侵入を簡単にします。

「じゃあチッソを減らせば?」

でもこの時期は寒さで生育が遅く、チッソも必要です。
でもリン酸を効かせることによって、作物体内でダブついたチッソをタンパク質に変化させ、
作物の葉を厚くしたり、細胞壁を硬くして病気の侵入を防ぐことができます

あと大切なのは土作り。
悪い菌がいたとしても、いい菌がそれ以上いれば悪さをしにくくなります。
いい菌を増やすためには、良質な堆肥を入れたり、バクヤーゼKでいい菌を増やしてやるのがオススメです

2014.12.12|ブログ,畑作,病気・障害・害虫

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