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マルチ時の追肥について

おはようございます。
最近は徐々に暖かくなってきましたね
風も春らしくなってきました。

そして、ワタクシはこの時期になると、決まって鼻がムズムズします

花粉症じゃないかって?
いや、風邪です!断じて花粉症ではなーい!
晴れた日はクシャミが出やすくなるし、たまに目もかゆくなるけど、ただの風邪です!
毎年この時期になるのは、ただの偶然です
ワタクシは認めない!

えっと、とりあえず、こんな戯言は放っておいて・・・

前回のブログではタマネギのお話をしました。
(前回の記事はこちら →タマネギのべと病について

記事の中で、マルチを張ったタマネギ畑の写真がありましたが、
「マルチを張った状態で追肥はどうするの?」
という質問を頂きました。

たしかにおっしゃる通りです
「マルチの上から肥料撒いて効果あるの?」
「いちいちマルチを剥がしてたら手間がかかりすぎてやってられないよ!」
誰もがこう考えると思います。

結論から言えば、マルチの上からやっても大丈夫です
ただし、MリンPKや硫安などの水溶性の肥料がオススメです。
マルチの上にあっても、雨で肥料成分が溶けて、マルチの穴から土へ浸み込みます。
同じリン酸肥料でも、グアノやようりん、骨粉などのク溶性肥料ではあまり効果はありません。

また、Pフォスタの葉面散布や、MリンPK液肥の素のカン水もお勧めです。

ちなみに、下は5月に撮った晩生品種の写真。
手前が慣行区、奥がMリンPK使用区です。
色の違いが分かりますか?
手前は色が濃いのに対して、奥は鮮やかな緑をしています。
同じ作物でも、栽培方法でこんなに変わるんですねー
葉色は作物の健康状態を表す鏡です。
濃い葉色はチッソの効きすぎ。
人間でいえばメタボにあたり、病気や品質低下の原因となります。
リン酸を上手く効かせて、チッソとのバランスを心がけましょう

Mリン使用区、慣行区比較

2015.03.06|ブログ,畑作,農業技術

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