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タバコカスミカメのエサ

令和4年の5月は、夜はしっかりと冷え、寒暖差のある印象です3年前のGW中に30℃を超えた年から考えると、様相が全く違うように感じます。寒冷地水稲では育苗の後期、暖地では育苗初期にあたりますが、ここ2年ほどとは天候が異なる為、土壇場で調整に慌てている方が多い印象です。これから育苗の地域は、予防の観点で管理を進めて頂きたいと思います。具体的には、徒長させない予防の苗上手ブレーキPフォスタになります。施設園芸の夏野菜は夜温が適度に下がりますので温度管理が難しい年ですが、その分夜にしっかりと養分転流がかかります。この春先は順調という所が多いと思います。収量が上がっている所は今後に備えて、養分補給と回復をなるべく早く行って下さい。

さて、施設園芸の促成栽培も終了が見えてきて、農家さんも今作の出来が見えてきているところです。これから終了までの一ヶ月、ないし一ヶ月半の温度の高い季節に、いかにバランスを崩さず走り抜けるかが課題になります。ミズホとしては徒長に最大限の注意をしていただき、抑え抑えの肥培管理を徹底して頂きたいところですまた曇雨天の続くときは、吸収率の高いアミノ酸液肥を単体で使って頂き、最後まで収穫できる馬力を養ってあげてください

ところで、タイトルの話になりますが、特にナスの天敵栽培で効果の高いタバコカスミカメ。そのエサとしてハウス内でよく見かける花にクレオメがあります今まで目に入っておらず、大きく育ったクレオメを始めて見ましたが、その大きさにびっくりしました。

地上高で2.5メートルほどでしょうか、地際の茎も太く、ヒマワリの茎くらいの硬さでした。終了時に残渣をすき込む場合、圃場内でクレオメの割合は高くないと思いますが、多い所はクレオメの炭素率を考慮した残渣処理を行うと良いでしょうね

 

2022.05.16|ブログ,時事,畑作,病気・障害・害虫

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