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お米の贅沢な使い方

先日、当社の社員研修の際に昼食を頂いたお食事処がなんと酒造でした

そちらでお聞きした酒米のお話。

日本酒はグレードが上がると精米歩合が変わります。

精米歩合とはお米の【磨き】具合。日本酒作りでは精米のことをお米を磨くと言うそうです

数字が小さいほど純度が高くなります。

純米酒で70%以下(30%磨くということ)、大吟醸では50%以下となり、

なんとお米を半分以上磨いてしまうのだそうです

なんて贅沢

磨いたときに出た粉が糠ですが、この糠も磨きの度合いで使用用途が違うのだそう。

100~89%を赤糠→肥料として使用、糠漬けの糠床など

88~78%を中糠→飼料などに使用

77~67%を白糠、66%以下を上白糠→上新粉として食品材料(米菓や白玉の原料など)

大切な酒米、全て余すところなく使われているとのこと

お米を磨いた後が気になっていたので、それを聞いて安心しました

ちなみに、Mリン農法で作ったお米はデンプンがしっかりと入って食味良好

お酒はデンプン(糖)を酵母菌が醸して作られるので、きっと美味しいお酒ができるはず

今回はMリン米のお酒ではありませんでしたが、ぜひMリン米のお酒を飲んでみたいなと感じた体験でした

 

2015.05.20|時事

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