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成果だより!葉タバコで高品質多収穫

秋も深まってきましたね皆さんは秋を満喫できましたでしょうか?私は秋らしいことをする間もなく、冬の到来を待ち受けておりますとは言え、秋の味覚は堪能できました秋の味覚の中でも大好きなサンマ、今年は大きく太ったサンマが比較的お手頃価格で売っていたので大満足ですサンマのお供はやっぱりおろし醤油大根が好きですねーそして今日から明日にかけて、今年で一番冷え込むとの予報ですが、暖かい鍋をつついて寒さに負けないようにしたいものです

さて、秋の農機祭りで色々な所で出展させてもらっています。水稲では高温障害による窒素切れが多くの地域で見られ、乳白米や小米、またさらにモンガレ病が出た、などの話を聞きます分施型で稲の様子を見ながら追肥量を調整している所はいいですが、一発肥に頼っていて地力の低い所は高温障害の被害がモロに出ておりますそのため秋のワラ処理土づくりと共に、一発肥でも穂肥や実肥の1回追肥を提案してお話しております動散で背負って散布できる方はいいですが、暑くて追肥が大変な方は条件さえ整っていれば流水施肥をオススメしております詳細についてはYoutubeにて「Mリン 流水施肥」と検索してご覧ください

前置きが長くなりましたが本題です。MリンPKPフォスタを使用して葉タバコを栽培している方から、今年は上出来だったよとご報告がありました。「収量は平均よりも上で、品質による買取価格の平均値はトップ2でした」とのことで、自身の考えを元にMリンを加えた栽培に手ごたえを感じておられる様子でしたこの地域の葉タバコは一昨年から新しい品種に代わり、今までの品種よりも草丈が伸びす、葉数が少ないものの、葉1枚の大きさ(重量)が出る品種、とのことです葉タバコの難しいところは「一斉収穫(総かぎ)の時に上の葉まで黄熟させる技術」です。この総かぎの時期は夏の暑い時期となり、タバコがまだまだ元気に育っていける環境の中で黄熟させることが必要になります。従来でさえ難しい事でしたが、近年は夏の高温により更に総かぎ時の黄熟が難しくなってきていますまた、タバコの葉は下葉から熟れていき、熟れたものから順次収穫をしていきます。収穫するとタバコの樹は少し若返り(栄養生長に傾き)、色が緑に濃くなったり、黄熟が遅れます。そして花を咲かせて無駄な栄養を使わないためにも芯止めしますが、芯止め後は強く栄養生長に傾きますので、総かぎのタイムリミットが近付く中、黄熟を急がせなければなりません。この芯止めするタイミングや、強さによってもその後の樹の反応が異なりますので、栄養状態や先の天候を考慮しながら芯止めします。これらの技術の全ては、「総かぎまでに上位葉まで黄熟させること」のため研鑽されてきたものです。

葉タバコの生育途中の様子(総かぎ30日前)

このような中でMリンのリン酸資材は光合成を促進して黄熟促進するために使用してもらっています特に防除や葉面散布で葉を太らせる追肥など、何かを散布するたびにPフォスタなどの光合成促進のための資材を混合して、生殖生長の方に傾けるよう仕向けますこれによって葉の品質や熟度が高まり、高い買取価格になることができましたこの好事例を更に発展させるべく、生産者と共に知恵を絞ってがんばっていきますね

2025.11.19|Mリン農産物,ブログ,畑作

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