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北部九州だより
お花見シーズンですね
私は毎年「桜が咲き始めたな~」と思っていると、いつの間にか「あ~満開だ、綺麗だなぁ」となり、気が付けば「葉桜になってしまった…」とお花見を満喫せずに過ぎてしまっています
今年は楽しめるように計画していますが、4月初旬から天気が不安定
早々と葉桜にならないか心配です・・・。
さて、世界情勢が不安定で色々と心配事は尽きませんが、先日ミズホの九州担当から現場写真をもらったのでご紹介します![]()
こちらは佐賀県のイチゴ、品種はいちごさんです。時期としては3番の中盤かつ4番の早いものが開花中です
2018年からの品種で、お隣のあまおうと比べて新しい品種ですが勉強熱心な方が多く、栽培方法は確立されつつあります
しかし問題は環境の方です。育苗期の高温で管理が難しいことと苗質の低下、1番~2番分化期の高温による花芽誘導の難しさ。これらが課題ですが、篤農家は答えを見つけています
それはイチゴ自体の炭素率を高めることです。炭素率とはC/Nで表されますが、CとNの数値が大切。同じ炭素率10でも、10/1なのか1000/100なのかで意味が全く異なります。高い栄養状態で炭素率を高めること、これを如何にイチゴで実現するかが腕の見せ所となります。具体的な方法はミズホまたは、代理店(栄和産業)までお問合せ下さい![]()
こちらは大分県のお客さんの所で拝見した、比較的新しい品種みくのかです。肥料に敏感ですが花芽が上がってきやすく、管理も比較的ラクで将来有望な品種とのことです
また果皮が丈夫で輸送性も良く、味も香りも良好とのこと。特に九州のイチゴは大坂や愛知などの消費地での需要が大切なため、輸送性が良い事は生産者として高評価のようです
味見させていただきましたが、甘さと酸味のバランスも良く、何より香りがとても好みでした。女峰やさちのかのようなイチゴの強くていい香りが印象に残り、昨今の甘さ一辺倒ではない所にも魅力を感じました
今は改良された新みくのかという品種もあるようで、こちらも今後の展開が楽しみです![]()
こちらはハウスミカンで、品種はゆら早生です。ゆら早生は極早生品種の中でも糖度が高く、とても人気のある品種です
ハウスミカン栽培では環境制御が露地栽培よりも細かくできるため、水や温度、湿度、二酸化炭素を調整して高品質ミカンを作る技術が進んできました。その技術の中に、糖度を高めるための節水栽培があります。これは文字通りカン水量を制限して、味の濃いミカンを作る技術です。しかしカン水量を絞って水飢餓状態を引き起こすため、根量は減り樹勢は落ちていくミカンの命を削る栽培方法になります
これは健全ではありません
それもこれも水を沢山やると、水と共に窒素を吸上げて食味・品質の低下を招いてしまうということが根本にありますが、これはミズホの効くリン酸MリンPKを知っていれば解決できる問題です。Mリン栽培では追肥をしたうえでしっかりとカン水をして樹を弱らせることなく高品質化を実現します。この試験に取り組む生産者さんも、「これまでとは考え方が根本的に違うため心配はある、けれど栽培環境が丸っきり変わってきているので試せることは試したい」とのこと。結果が楽しみですね![]()


