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国際土壌年の土作り

2015年が始まって早2週間、時間の流れの早さを感じます

ギリシア神話の神様でクロノスさんとカイロスさんがいます。クロノスは時間の神様で、時計で表現されるような全ての人に平等に流れる時間を表し、カイロスは時刻の神様で、個人の感覚によって伸び縮みする時間を表します。同じ一日でも、たくさん行動できた充実した一日では、一日を長く感じられるものです。一日の中でカイロス時間を長く感じられるよう、積極的な一年にしていきたいものですね

 

さて、今年は「国際土壌年」という取り組みがあるのをご存知ですか?簡単に言うと「土壌はかけがえのない大切なものだから、その重要性を多くの人に理解してもらおう」という取り組みです

ミズホのMリン農法の第一の柱に「作物を支える土と根作り」があります様々な書籍等に「良い土とは、肥沃で柔らかく団粒構造の発達したフカフカした土。保水性が高く、排水性が高く、肥持ちの良い土。」との記載があります。何やら難しい単語が並んでいますが、要約すると「フカフカした腐植質の多い土」となりますそのような土には多くの微生物が住み、彼らの生活が活発になることによって作物の根も元気になり、多くの栄養を吸収できるようになります

では堆肥をたくさん入れたら良いのか、となりますが半分アタリで半分ハズレです。堆肥は堆肥でも発酵が完了した「バクヤーゼ堆肥」のような完熟堆肥でなければ十分な効果が発揮できません。未熟堆肥も土中で堆肥化が進むので、長い目で見ると入れないよりは良いのですが、すぐに栽培を始める場合には適しません

そして、堆肥で栽培の土台作りをしたら、「新ボカシ大将」や「MB動物有機」など、ボカシ肥を使って微生物と栄養の補給も忘れずに堆肥の団粒構造が微生物の住処となり、普通の土に施肥するよりも効果的に使えますよ

今年の栽培が例年以上の良いものになるよう、土壌をしっかりと整え、国際土壌年を盛り上げていきましょう

2015.01.16|Mリン農法資材,時事

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