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九州の現地だより:シャイン、まるごと発酵

今年はここ数年の中で比較的梅雨らしい天気になっておりますそのせいで我が家の作付け計画が遅れておりますタマネギ収穫後、すぐに次作に着手する段取りだったのですが、そもそも雨でタマネギの乾燥が遅れ、その後の播種はしたのですが定植が遅れ、と…自然相手なので予定通りに行かないものですが、無理して作業を進めなければならない場合もある、というのを痛感しました。それで悪循環にハマらないように、日頃から土作りが大切になる訳ですね

さて、先日九州のお客さんの所に伺ったので、現地の状況をちょっとだけ報告します

こちらは無加温ハウスのシャインマスカットです。非常に管理の上手な方で、品質も高く、評価も高い方です。とても樹勢が強いのですが、MリンPKを使って暴れさせずに生殖生長へと傾けておられます。6月上旬ですが玉伸びが普通の所と段違いに良いです普通の人はこれだけ樹勢が強いと、糖度ノリが遅れて出荷が遅れるという考えになるのでしょうが、樹勢が強い(栄養生長に走っている)と、樹勢が強い(栄養生長と生殖生長のバランスが取れている)は、意味が全然違いますし、樹姿も全く違います。この写真のように栄養状態の高い所でバランスを取れると「高品質多収穫になる」という訳です

 

次は「ミズホ式土壌まるごと発酵」の様子です。ハウス谷のところもしっかりと被覆してあります。あとは水をしっかりと行き渡らせて、適度に補水しつつ温度を上げていくだけですねこの方法の良い所は、有効菌をたくさん増殖させられることです。これにより病原菌を抑制しながら、土作りも進められますちなみに、谷の被覆が甘いとそこの地温が上がり切らず、病原菌の逃げ場所になってしまいます。暑くなってきたので作業は大変ですが、次の実りのために大切なポイントとなります土壌まるごと発酵について詳細が知りたい方は、ミズホまでお問合せ下さい

2023.06.14|ブログ,時事,果樹,畑作

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