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レーザーレベラー

おはようございます。

さて、突然ですが、レーザーレベラーという機械をご存知でしょうか?
「持ってるよー」って方もいると思いますが、簡単に言えば圃場をならして平らにするための機械です。
農業の世界でも技術の進歩は進んでいて、ハウスの中は各種計測用のセンサーだらけ、露地ではGPSを使った自動運転なんかも広がりつつあります。

で、このレーザーレベラーとは、レーザーレベラー1
↑こんな感じで平らにしていきます。
極めて簡単な構造です

が、平らになっているかどうかの判定はレーザーで行い、機械の高さ調整も自動で行います。レーザーレベラー2↑レーザーの送受信部分の高さ調整を行っています。
(通常は運転席内のボタンで行います)

圃場の外に発信機、トラクターの後ろに受信機がついています。
発信機からの信号を元に、盛り上がっている部分では機械を下げ、凹んでいる部分では機械を上げることを自動で行うわけです。
そうやって田んぼの中をグルグル回っているうちに平らになっていきます

平らにするくらいで、なぜわざわざこんな機械を?

と思う方もいるかもしれませんが、圃場の不均一化は、

・排水不良
・雑草
・肥料濃度のバラツキ
・生育のバラツキ
・作業コスト増

などのデメリットを生じます。
こういった機械がなくても、昔から圃場の均一化を意識しながら作業している方ももちろんいますし、そういった方はトラクターかけの名人とか言われてたわけです

ちなみに写真のトラクター。
緑色していますが、決してジョ○ディ○ではありません(笑)
生産者がわざわざ塗装したんだそうです

2015.06.26|ブログ,農業技術

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