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モミが弱くなっています

遅い時間のブログ更新となりました。

さて、今年気になる問合せが

『イネのモミが変色した』

という問合せ。

7月の長雨、日照不足の影響からモミが例年よりも薄く、弱くなっているかもしれません。

モミの変色の原因は糸状菌=カビ。

長雨で多湿状態が続くと発生しやすいようです。

被害が軽いうちはモミの変色だけで済みますが、被害が重くなると玄米まで変色してしまいます。
秋雨が続くなど多湿状態が続くと広がってしまいますので、モミの色が変色していて、まだ収穫日が先だという方は防除しておいた方がよいかもしれません。

また、幼穂形成期に日照不足となった場合は、モミが薄くなる可能性が高くなります。

収穫までにモミが割れて、中の玄米が水に当たってしまうこともあります。

上の写真のモミの一部に割れが見られるのは分かりますでしょうか?
ここから雨が入ってしまうと発芽してしまいます。
発芽には注意をしてください。

対策は、幼穂形成期の日照不足時にはMリンPKを多めに散布すること。

また、それまでにしっかりと根を張らせておくことが重要となります。

実は、稲の根作りはすでに始まっています。

ワラや稲カブをしっかりとバクヤーゼKで分解して、根が張りやすい環境を作っておきましょう!!

2020.09.16|ブログ,稲作

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