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西南暖地の水稲とキュウリ食害

名古屋ではクマゼミがシャアシャア鳴き始め、ムシっと暑い日中も増えて夏の雰囲気が出てきております暑い夏より寒い冬の方が好きな私にとっては、つらい季節がやってきてしまいました…嘆いていても仕方ないので、滋養の高い食べ物を摂りながら今年の夏も乗り切ろうと思います

 

さて、西南暖地の水稲情報です。西南暖地は大きく分けて3月~4月にかけて田植えをする早期作と、6月に入ってから田植えする普通作がありますが、普通作の生育診断をする時期がやってきました生育診断をしていく中で、田植え前の想定よりも若干生育が遅い所が多い印象です。今年の西日本は平年と比べて梅雨入りは遅かったのですが、曇雨天が近年では多い方で、しかも夜温がちゃんと下がっていたように感じますので、それで若干遅いのではと推測していますそれでも植物はたくましく育っていくもので、お米の収量と品質向上に欠かせない「穂肥」のタイミングが迫ってきています穂肥、または一発肥の穂肥肥効が出て来ても大丈夫な体作りを、今のうちから調整しておくことをオススメします具体的にはホームページの稲作こよみをご確認下さい

こちらは8/25出穂予定の森のくまさんの遅めの調節肥の生育診断時の写真です。曇りで葉色が濃く見えますが、葉色は5.3ほどでした。今年は梅雨にしっかりと降り過ぎるくらい雨が降り、やや窒素過多のような柔らかさを感じました長年牛ふん堆肥を投入していることから地力もあり、これから地力窒素も出てきそうな様子ですが、穂肥で良食味米の試験のため調節肥は我慢です幸いこの後は好天予報でしたので、代謝が促進されて窒素過多気味も解消されると考えています

試験など行わない普通の田んぼでは、この状態であれば安全のため調節肥を施用します。MリンPK類1~1.5袋、地力の高低で窒素肥料を成分で0.8~1.5㎏ほどですこの時のMリンPK類は投入窒素の消化促進(光合成促進)と、下位節間伸長期の徒長抑制が目的となります。なので、倒したくない方、倒れやすい品種では必須の追肥作業になりますより強力に倒伏予防をしたい方は、自家配合で特別なMリンPKを作っています。その名も「倒伏対策用MリンPK20対1(仮)」ですこちらは完成品は販売しておりませんので、元菌であるMリンカリンをご購入されてご自分で配合・発酵熟成をする必要がありますが、その節間を伸ばさない効果は絶大です先の話になりますが、今年の梅雨で徒長して倒伏させてしまった方は翌年用として頭の片隅に残しておいてくださいね

さて、余談ですが我が家の小さな家庭菜園では、今年こんなキュウリが沢山取れています…

キュウリの表皮が所々ボロボロになっています。これは下の方に出来たキュウリですが、何の被害か分かりますか?これはナメクジによる食害痕です今年はナメクジが多く、特に下の方に付いたキュウリの多くがこのようにやられています我が家では、ナメクジ対策はビールで溺れさせることの実績がありますので、下の実を取り切るまでは安物の発泡酒を欠かさない日々です

2026.07.15|ブログ,病気・障害・害虫,稲作

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