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稲の倒伏にお困りの場合の対策

2025年産の米は一部報道では豊作だと出ておりますが

地域によっては、倒伏で刈取りに難儀されているところもあるそうです。

田一面がべったりと倒れてしまうと、場合によっては刈取りを諦める場合もあります。

 

倒伏の原因の一つが『夏の高温』。
高温になると、地力や有機肥料、一発肥の肥効が通常時よりも速く、多く出てきます。
これが稲穂の土台が伸びる時期と重なると、稲は倒れやすくなります。

稲穂の土台が伸びる時期というのが、出穂の30~20日前。
この時期に伸ばす働きをする「窒素」を抑える必要があります。
しかし、出穂の30~20日前というのは稲の中で穂を作る時期で、栄養はたくさん必要です。
ただ窒素を落とすというのではなく、総合的な高栄養状態を作って相対的に窒素の効きを抑える必要があります。
稲の伸びを抑える働きがあるリン酸を効かせていくと、高栄養状態を保ったまま倒伏しにくい稲にすることができます。
出穂30~20日前に効くリン酸の「MリンPK」を施肥することで倒伏防止の効果が得られます。
今年倒伏して困ったという方は、来年に是非試してみて下さい!

2025.11.12|ブログ,稲作

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