『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

春の低温で収量低下?

日本列島はちょっとした寒の戻りになっています本日まで気温が低く、来週半ばからはまた暖かくなる予報ですが、温度の上下で体調を崩しがちです適度に体を動かし、日光を浴びる。これが私なりの健康維持の秘訣ですそのためには家庭菜園を始めるのがベストですよ

 

さて、先日山形県のお店さんがこんな話をしていました

「今年はサクランボの量が少なくなるかもしれない」。話を伺うと、平年ではサクラとサクランボの開花は重ならないが、今年は春の低温でサクラの花が長持ちし、サクランボが開花しても残っているとのこと。そこで私は、「花粉が混ざるからですか?」と聞くと、「違う」と。サクランボの授粉を助けるハチは、サクランボよりサクラの花の方が好きだそうで、そのせいで授粉率が低下し、結実量が減るかもしれない、とのことでした。

この話を聞いて「風が吹けば桶屋が儲かる」のことわざを思い浮かべたのと同時に、まだまだ自然のつながりの大きさを理解できていないと勉強不足を反省しました

果樹だけでなく、果菜類などの結実率向上には、授粉体制の強化および花粉の質・量の増加が大切ですそのためには、開花1週間前または夏の貯蔵養分作りの時期にMリンPKの施用がポイントとなります。結実する作物にはマグネシウム配合のMリンPKマグもオススメです。結実に不安をお持ちの方は、夏にMリンPKを施用し、来年の花粉の質を向上させましょう使い方等の詳細は、当社までお問合せ下さい

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元気づけには新アミビタ1号

テレビをつけるとコロナ一色の内容で気が滅入ってしまいますねそんな中、ミズホにとって明るいニュースを耳にしました。「外出を自粛しているため、庭で出来る家庭菜園を始める方が増えている」と今までやっていないことを始めるのは新鮮な気持ちになれますし、お日様の下で活動する土いじりは精神衛生上も良い効果ずくめです何事も捉え方次第、受け取り方次第です。こんな世の中でも前向きにやっていくポジティブさを大切にしたいものですねそして、家庭菜園にもMリンをドシドシ使って下さいね

さて、暖かい1月から始まった2020年も、ここにきて肌寒い春が続いております。ミズホのある名古屋では、1月の平均気温ははほとんど平年値より高く、2月、3月は平年値より寒い日がチラホラ程度だったのですが、4月は平年値並みの平均気温になっています。「平年値並みだったらこれまで通りだろう」と思われるかもしれませんが、3月までが暖かかったこともあり、どうにも寒く感じてしまいますねこれは人間だけでなく、植物も同じです

暖かくなって、春だ~!となっていたところでまた寒くなると、体力のない(窒素過多で栄養バランスの悪い)植物は風邪を引きやすくなりますもし風邪を引いてしまった(生育不良)場合は、「吸収しやすく」「消化もしやすい」新アミビタ1号で体力をつけてあげれば大丈夫です天然由来の有機質100%の液肥で、素早く肥効が表れますヨ

 

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遅霜、低温にご注意下さい

今年はお花見自粛で桜の咲き具合があまり話題になりませんでしたが

例年よりも早く3/20頃に開花した桜でしたが、案外長持ちして、ここ名古屋では散り始めといったところです。
長持ちしている理由は、低温。

会社の桃の花も早めに開花しましたが、まだまだ咲いています。

早くに咲いていたので、小さな実ができかかっています。

さて、ここで注意しなければいけないのが、

「低温」「霜」

実や新芽が霜にあたると落ちてしまいます。

 

 

昨日(4/9)に気象庁から発表された一ヶ月予報では

5/10頃まで例年よりも低温傾向となる予報がでています。

実は旧暦では、今は3月。

しかも、今年は閏4月が入る年です。

案外、春~夏にかけては涼しいのかもしれません。

 

今からできる遅霜対策は

「リーフアップSG」

1000倍液を3~5日おきに葉面散布して下さい。

暖冬により徒長傾向にありますので、霜の害を大きく受けることも考えられます。

早めの対策を行って下さい

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果樹園によくある光景

名古屋では3月22日に桜の開花が発表され、見ごろは3月末から4月頭とのこと。ミズホの駐車場のモモの花が8部咲きになり、日増しに春が深まってきましたこんな季節は花見で一杯といきたいものですね

 

さて、写真は愛知県の果樹園に伺っていたときのことです。

先輩社員から話には聞いていましたが、実際に見たのは初めてですブドウなどの棚の果樹栽培の作業時に、車が樹に当たらないように上部を切り取った軽トラ。運搬車代わりにもってこいですねこういったものを見ると、つくづく農家の皆さんは応用が上手だなぁと思います

今年は暖冬の影響で果樹関係の開花が約1週間ほど早まっているそうです。今年は、というより、今年もですかねそのうちこの1週間早い、のが基本になりそうな昨今。過渡期にあると考えると、新しい管理や頭に切替えなければならない「今」が、一番難しい時期いうことになります。今まで通りの管理は前倒しで行い、何かあった時に調整が出来るように資材を準備しておくと心配が少ないです。基本的にリン酸不足状態が、様々な原因になっているため、速効性の高いPフォスタを予め準備しておくと良いと思いますヨ不調の兆しがある、不調になった時に500倍液の葉面散布です

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異常な暖冬、水不足の懸念

3月になり、めっきり春らしく色めきだってきましたね先日、家内が産直市場にて、ミモザの花枝のドライフラワーを買ってきました。野球のグローブくらいの大きさで1500円はお買い得だったとのことです。通販等を見てみると、同じ大きさで2000円~3000円くらいしていますので、確かにお買い得でしたが「1500円出すならおいしいイチゴを買いたい」と思うのは私だけでしょうか

さて、今回は新聞みたいな見出しでスタートです。令和2年は異常な暖冬でスタートしたのは記憶に新しいと思います。2月に入り少し落ち着きましたが、それでも果樹類の開花が1~2週間早いところが多く、中国地方でも2月中にナシの花が咲くなど、暖冬ぶりが際立っておりますまた東北地方では冬の降雪が非常に少ないです。例年ではこの時期は雪解け水で川が増水しているのですが、夏のような川の様子だとのことそのため農家のみなさんは水不足をとても心配されております。

稲作が盛んな所では、水不足になると代掻きが遅れることが多々あります。これはつまり、育苗期間が延びるということです育苗期間が延びれば、その分後半は温度がよくかかり徒長しやすくなりますし、培土の肥料切れが起こる可能性も高まります。

代掻きの遅れによる田植え遅れでは、作業が重なって大変忙しくなると思いますが、「苗半作」の言葉を思い出し、育苗管理にも気を払っていただきたいと思います

培土の肥料切れには、青の「苗上手アクセルA」。

徒長予防には、黄色の「苗上手ブレーキB」。

総合的な栄養補給は苗上手A・Bの混用散布をして調整し、ぜひとも良い状態の苗のまま定植まで進めて下さい

コメント

2020.03.11|

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試される日本農業

「今年の冬はあったかいですねぇ」が挨拶代わりになっております2月に入り冷え込む日もありましたが、平年と比べるとそれでもまだ暖かい令和2年の冬(春?)です。その影響もあり、すでに花粉が飛来しているようで、敏感な方はくしゅんくしゅんと辛そうですそこら辺のお店ではマスクが手に入りにくい状況が続いていますので、ちょっとした裁縫が必要ですが洗って使いまわすことのできる布マスクを作ってみるのはどうでしょうか

さて、先週の日本経済新聞の夕刊の一面記事に「農薬規制 日本も追随」と大見出しがありました。記事概要としては、「生態系に影響を与えかねない農薬に対する規制が世界で厳しくなっている。日本でも農薬取締法の改正により4月から農薬規制が厳しくなる」とのことです農薬に関しては、世界的にはEUで規制が進んでいます。例えばネオニコチノイド系農薬はミツバチに悪影響を与えるとして屋外でも使用を禁止している、など農薬に対する国民の目の厳しさが伝わってきます。

とにもかくにも、規制が厳しくなるとの見方ですので、これまでよりも弱い農薬を使わざるを得なくなったり、使える回数が減ったりすると思います。今まで以上に防除タイミングが重要になってくることでしょう農薬で対処しなければならない場面もあるとは思いますが、Mリン農法では農薬に頼る場面を減らす根本改善の提案をしています。一言で言うと「健全な土作り&有機肥料主体」、これに尽きます

有機物分解菌&ぼかし肥バクヤーゼKによる土作り。去年のうちに土作りに着手されてない方、これからでもやらないよりは良くなります。バクヤーゼKは春作のぼかし肥としても使用でき、善玉菌が充満していて微生物の補給としても効果が高い資材です。また、ミズホのぼかし肥には新ぼかし大将MB動物有機ペレット、とグレード別の資材も用意しておりますので、様々な栽培方法・作物でご利用いただけます

次第に農薬に頼れなくなると考え、次作から農薬を減らしていけるように、健全な土作りと有機肥料主体の栽培に挑戦してみてはいかがでしょうかもちろん、作物を締めて耐病性を強化するのにMリンPKは必須ですヨ

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