『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

台風一過~大雨対策は事前に行いましょう~

台風8号の被害により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
いち早い復旧を願っております。

 

ここ、名古屋でも台風8号を警戒しておりました。

風が強いだろうから・・・と、会社の桃担当は桃の実を台風前に収穫していました。
雨も降りましたが、今まで降っていなかったので恵みの雨となったようで・・・?

ただ、どか雨は困ります。

今まで乾燥していたのに突然雨が降ると、植物もビックリ。
突然の大量の雨は、作物を枯らしてしまいます。
対策は、雨が降らない期間もきちんと水遣りをすること。
MリンPKを入れて、根作りをしっかりして、吸える状態を作ること。
それから、田や畑の排水性をよくすること。
溝きりや暗渠パイプの設置などは、大雨のときに『やっておいてよかった』と思うものです。


日ごろからの管理が大切ですね。

ところで水にも人間に対する致死量があるそうです。
65kgの人間で、10~30リットルの水が致死量になるのだそう。
やっぱり、人も植物も同じなんだと考えさせられますね。

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台風対策

大型台風8号が日本縦断しそうです

作物の被害を最小限に抑えるため、次のような対策をお勧めします。

台風前

●稲 / 露地畑
 МリンPK 20~30㎏ /10a
●果樹     
 МリンPK 30~50㎏ /10a

 

台風後

●稲       
   リーフアップV1 300倍液
●露地畑 / 果樹
 ・葉面散布
  1回目
   リーフアップV1 500倍液 + Pフォスタ500倍液の混用
  2回目(3日後)
   リーフアップV1 500倍液 + リーフアップN 500倍液混用
 ・根茎施肥
   バイオ根助 20ℓ/10a (キトチンキ3ℓ/10a)

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栽培に岩塩が効く?

おはようございます!

先日、長年Mリン農法を行っていらっしゃる生産者様を訪問しました。

もちろん、MリンPKやPフォスタ、バクヤーゼなど、Mリンの基本的な資材を使いこなしていらっしゃる大ベテラン。

『Mリンを使うと、何でも美味しくなるし、花も綺麗に咲く』

と、ハナマルな評価を頂きました

そして、

『これも効くんだよ』

と、言って見せていただいたのが・・・

な、な、なんと、岩塩
梨汁ブッシャー的な驚き

塩害にはならないんですか

と、思わず聞くワタクシに、見せてくださったのは、葉っぱが茂ったイチョウの木

『岩塩をまいたら、葉がものすごくいっぱい出てきたんだよ』

と、教えてくださいました。

もちろん、『岩塩』であることがポイント。
精製塩を使ってはいけません
岩塩にはミネラル分も沢山含んでいるので、栄養になるのだとか。

大丈夫だということを見せられても、にわかに信じがたく、チャレンジしてみよう
とは思えないワタクシ。
篤農家になるためには、常識を打ち破るフロンティア精神が必要なのだな~と、改めて考えさせられました。

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作物の良し悪しは葉を見ればわかる!

こんにちは。

突然ですが、みなさんは作物の健康状態をどこで判断していますか?
ついつい大きくなったものを「健康な状態」と考えてしまいがちですが、

そんなときプロ農家さんは作物の葉を見ます

「こんな大きな葉っぱじゃ、旨いのはできんぞ
「こんな色してたら病気になるぞ

集団で現地指導を行うときなど、必ず他人の圃場に口出しをするおじいちゃんがいます(笑)
ありがたいですね。
いっそ先生もやってください


でもこれは作物作りの基本なんです。
稲でも野菜でも果樹でも同じです。
大きな葉や色の濃い葉は、チッソ過多の症状。
人間でいえばメタボです

さらに、ノギスのようなもので葉の厚さを測る方もいらっしゃいます。
「葉の面積よりも、体積を考えるべし!」
あるレタス農家さんに言われた言葉です。

良い葉は、小ぶりで厚みがあり、舟形になっています。


樹勢が強い葉


樹勢が適正な葉

みなさん、①と②はサクランボの葉ですが、違いがわりましたか?
上の方は、大きくて色が濃く、葉先が垂れています。
下は、小さく、葉の両端が少し前のめりになっています(舟形)

上はメタボで、下は健康な葉という訳です
同じサクランボでも、こんなにも違うんですねぇ

みなさんも、夏野菜は葉色に注意してみてはいかが?

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ワサビにもリン酸肥料?

先日、「ワサビにMリンPKを使ってみたい」
という問い合わせがありました。

ワサビにMリンPK?ワサビって肥料使うの?

インターネットでワサビ栽培について調べてみても
ワサビは肥料を使わないというものばかり。
社内で調べてみても、過去に事例がなかったので、
近くで他の仕事を終えた後、実際にお邪魔してみることにしました
ワサビ苗

そこで見せてもらったのは、ワサビの苗。
正直、実物を見るのは初めてです

どのような目的でMリンPKを使用したいのかとお尋ねしたところ、
「年々、苗の活着が悪くなってきている。原因はリン酸不足じゃないか?」
ということでした。

活着促進や発根促進でリン酸に着目したのは正解です!

定植時にMリンPKを施肥するのはもちろん、
定植前にMリンPKの上澄み液を葉っぱにかけることも効果大です。
MリンPK1袋を100リットルほどの水に溶かし、
一晩経った上澄み液を1000倍程度で葉にかけます。
そうすることで、根がブワッと元気になります。

稲作苗であろうと、野菜苗であろうと、根を作るのにリン酸は欠かせません。
今は稲作や野菜苗作りの真最中の方も多いと思います。
「苗半作」と言われるように、苗の性質で後々の出来が決まります。
運動をしてた子供が、大人になっても健康的なのと同じですね


今年は5年振りの冷夏予報も出ています。
夏に後悔しないためにも、健康的な苗作りを行いましょう★


おまけ
ワサビの花です。ワサビの花

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緑肥のレンゲは花が命!

こんにちは。

Windows XPのサポートが終わり、あわててWindows 7や8に変えたため、社内はやや混乱しています。
必要データのインポートができなかったり、思ったとおりに操作できなかったり・・・
物事は駆け込みでやってはいけませんね。

 

さて、先日、緑肥でレンゲを植えられている生産者の方を訪問しました。

レンゲは豆科。
豆科特有の根粒菌が窒素固定を行うので、地力を高める緑肥として人気です。

花が咲いて、見た目に綺麗なのも良いですよね。

レンゲの根粒菌は、花が咲いた頃から増えていきます。
ですから、花を咲かせる前に漉き込んでは効果が少なくなってしまいます。
もちろん、レンゲをそのまますきこむとガスが発生しますので、
バクヤーゼKを一緒に耕して分解させることをお忘れなく。


ところで、窒素固定とはどういうことでしょう?
窒素固定とは、空気中の窒素を土中に取り込み、植物が使える状態にすることです。
空気中や雨の中に含まれる窒素で、年間10a当たり2~3kgを補給しているとも言われます。
空気のうち、約8割が窒素です。
空気中に沢山ある窒素ですので、作物栽培にもっと使えると良いですよね。

 

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