『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
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生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

社員奮闘記~展示会編~

この週末、ある営業は埼玉県のヤンマー川島支店さんへ、別の営業は、静岡県のクボタ御殿場支店さんの展示会に参加してきました。

埼玉展示会暑さとバクヤーゼKの匂いでフラフラです

バクヤーゼKとブロキャスバクヤーゼKとブロードキャスターのシナジー(相乗)効果?

展示会は、生産者の方の栽培上の問題相談を受けたり、その地域の詳しい情報を教えてもらったりと、我々としても貴重な場所となっています。
展示会場で見かけたら、冷やかしで是非のぞいてみてくださいね

☆おまけ☆
籾摺り機の操作パネルに、こんな画像がありました。
脱穀機セクシー画像
「え、なにこれ!?」と騒いでいると、
「USBで好きな画像を取り込めるんだよ
と機械メーカーの担当者。

「いや、籾摺り機にこんな機能必要なのかと・・・」
小一時間くらい問い詰めたくなったけどガマン。
でも、こういう無駄な機能・・・あっ失礼、
遊び心のある機能大好きです

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新入社員の夏野菜栽培 其の6

こんにちは私の記憶が正しければ、名古屋では梅雨に入ってからの雨は3日でしょうか聞くところによると北海道では二十日ほど雨が降り続いてる地域もあるようで、ここ数年で異常気象にも拍車がかかっているように感じます。人間の都合の良いように環境をいじくってきたツケでしょうね…地球さんが暴れています

さて今回は、夏野菜栽培の続報です

前回、リン酸を効かせすぎて成長を抑制してしまった例をお見せしましたそれから一週間後(6/3)のお話です。

今までトマトやオクラのトラブルで、あまり話題に上がっていなかったエダマメ。購入したポットには、ポット1つに3本ずつ芽が出ていました。それをそのまま植えて育てていたのですが、成長してからはどうも窮屈そうな印象に・・・

これでいいのかな?と不安になったので調べてみたところ、エダマメは2本ずつで育てるのが一般的であるとのこと元気に成長中なので少し可哀想に思いますが、一番生育の遅いものを間引きすることにしました。

1:枝豆の間引き

となりの枝豆の根を傷めないよう、断腸の思いでカット残した枝豆に愛情を注ぎます

リン酸効き過ぎ(栽培日記5を参照)の後遺症がありますが、その他の野菜も成長していってます。

2:ナスの様子(6/3)

ナスは花が咲き始めましたとても低い位置に付いているのはリン酸の影響です。

3:パプリカの様子(6/3)

パプリカは実が付き始めました。上向きに実が付いているのは、リン酸の影響で実を作るのが早まってしまったからです(この数日後、もっと木を成長させるため摘果しました)

4:ピーマンの様子(6/3)

ピーマンはパプリカと比べると少し成長が遅いようで、まだ花の咲き始めです。

5:ミニトマトの様子(6/3)

ミニトマトはリン酸の影響で変わった形で成長しています一番下の房がとても低い位置ですね。この房も木の成長のため摘み取るかどうか迷いましたが、最初に収穫出来そうなので記念に残すことにしました

6:一度折れたトマトの様子(6/3)

最初に折れるというトラブルがあったため一番成長は遅いですが、もうじき花が咲きそうな段階です。

 

全体的に初期に施したリン酸の影響を強く受け、木自体の成長がまだまだなのに実を付け始めています。実を付けるのは観察していて楽しいのですが、それを支える木がしっかりしないといい実はなりません

チッ素とリン酸、木を成長させる栄養と実をならせる栄養。植物が栄養を欲しがっているときに肥料をやるのはとても難しいことなんだと実感しました。農家さんはすごいなぁ

つづく……

前回の栽培日記はこちら

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2014.06.30|

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新入社員の夏野菜栽培 其の5

こんにちは。名古屋では半袖で過ごす毎日となりました。梅雨はどこへ行ったのやら…

梅雨は作物にとって悪影響を及ぼすことの方が多いようです。会社の畑も例外ではありません。先輩の経験と知恵、弊社資材、そして経験の浅い私の直感で乗り切ってみせます

さて今回は、夏野菜復活後の報告です

 

トマトが折れ、オクラが弱り、またトマトが折れ…先輩に助言を頂きつつ、トマトもオクラも何とか復活これでやっと安定だと思ったのは甘かった…。

 

この夏野菜栽培を始めるにあたり、野菜種別ごとに元肥を計算し、耕起の際に混ぜ込んでいました。しかし定植時、元気に育って欲しいとの思いが空回りし、魔が差したのでしょう

[MリンPK]を株元に少し与えるつもりが、ドバっと与えてしまいました

その結果がこの状態です。

1:リン酸が効き過ぎたミニトマト

2:リン酸が効き過ぎたナス

リン酸が効きすぎて成長が抑制されてしまいました

先輩方が「Mリンは良く効くから、使い方を間違えると大変なことになる」と言っていたのを目の当たりにしたわけです。

ミニトマトにおいては頂点で花が咲いていて、これを「かんざしを挿す」と言うそうです。Mリンでない通常の場合においては肥料切れのサインですので、このような状態にしてはいけませんよ(と、かんざしを挿した本人がのたまっております

ただ、リン酸が効いたおかげで、節間は短く、葉は厚く、特にピーマン・ナスの葉っぱは綺麗な箱舟型をし、地面から仰角45度を向いてピンと立っています。あとは全体がもっと成長していれば理想的だったのですが…いやぁ~勉強になりますね

 

そんな成長を抑制してしまった夏野菜たちに硫安を施肥し、肥料切れを解消することに。先輩に「ほんの少しでいい」と教えられたことを[忠実に守り]ひとつまみ程度を施肥これで成長が進んでくれればいいのですが…。そして、葉っぱが厚いなぁと観察していたとき、ピーマンに付着したアブラムシを発見

3:ピーマンをすするアブラムシ

リン酸が効き葉が厚くなっているのもあり、苗はビクともしていない様子でした。しかし念のために手で除去。そして耐病性を高めるためリーフアップV1を散布

これで当面は大丈夫でしょう(フリじゃないです)

と、アブラムシなだけに火に油を注ぐ発言をしたところで、今回の報告は終了です。成長が抑制されたことは今後の不安となりますが、土台がしっかりしたと前向きに考えていきます。これで立派な実を生らせてみせます

 前回の栽培日記はこちら

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2014.06.20|

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新入社員の夏野菜栽培 其の4

 こんにちは 名古屋は梅雨入りしましたが、日差しは夏のように暑い今日この頃です。

 

前回、強風によってトマトが折れ、寒さによってオクラが弱り、それを無事克服したことをご報告いたしました。

実はトマトが折れた段階で、用意周到な先輩が新たな苗を準備していてくれたのです

「こんなこともあろうかと~」と苗を準備してくれた姿は、秘密メカを出す博士のように頼もしかったです

こちらがその苗。新しい自根トマト苗、そして食用ほおずきです

(食用《ほうずき》になっていますが、《ほおずき》が正しいです。)

自根のトマト苗

食用ほおずきの苗

説明しようなぜ食用ほおずきなのかと言いますと、以前弊社の広告を「こども農業雑誌のらのら」さんに掲載させていただいた時、食用ほおずきの画像を用いて野菜で顔を作りました。

それがきっかけとなり、社員のうち半分は食べたことがないと言うので、作ってみようということになりました

しかし、苗を調達する際にお店に置いておらず、泣く泣くミニトマトに変更したとの経緯があります

もし、折れたトマトがそのままダメになってしまっていたら、これらをその跡地に植える予定だったのですが、私の愛情がトマトに伝わったおかげか、この二つの苗は日の目を浴びることがなくなってしまったのです

ですが、折角用意していただいた苗、これもキチンと管理・育てるべきです

元肥入りの土を敷いた鉢に[バクヤーゼK]を極少量だけ施肥しました。

定植してから1週間ほどの様子ですが、問題を起こすことなく、すくすくと育っています

鉢植えトマト鉢植え食用ほおずき

こちらについては余談として、今後も適宜報告していきます

つづく……

前回の栽培日記はこちら

 

 

 

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2014.06.09|

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新入社員の夏野菜栽培 其の3

こんにちは。日中は外にいるだけで汗ばむような日も増えてきました本当に冷夏になるのか?と思ってしまうのは私だけでしょうか。さて今回は、夏野菜定植~2週間の報告です

かわいがっていた畑の夏野菜。それが定植からほんの数日であんなことになるなんて…。

定植してから数日後。弊社の付近では夕方になると強風が吹き荒れていました。小まめに水をやっていた中、ふと異変に気づきました。接木苗のトマト×2が…

台木部分からポッキリと折れているではありませんか(トラブル1)

あまりのショックで写真を撮るのも忘れていましたが、この時点でトマト苗3本中2本が風にやられました 先輩に相談し、折れた苗をそのまま埋めて、葉面散布材[Pフォスタ]、[リーフアップN]を使って根を張るよう栄養を与えました

さらに、これ以上風にやられないために、支柱を立てロープでゆるく巻きつけました。元気になってくれよ

①折れたトマトの挿し木

これでしばらく様子見だ、と一段落したのも束の間。今度はオクラの生育がよくありません (トラブル2)

②元気のないオクラ

苗を見るとグッタリとしていて元気がない様子

どうやら日中は暖かいのですが、朝晩と冷えるため、寒さに弱いオクラは参ってしまった模様。そんなオクラには四隅に支柱を立て、陽の光が当たるよう透明なビニールで風よけを作り、暖かくなるような対策をしました付け焼刃でみっともないですが、オクラもこれでしばらく様子見です。

③オクラの風よけ

今度こそ一息つけるだろう!…との考えは甘々でした

続いて発生した問題は、残る1つのトマト。このトマトも強風で根元からポッキリ… (トラブル3)

こちらは自根苗だからと前回の教訓を活かして対策をしなかったのが、そもそもの原因。そう、植物は悪くないのです。私の考えが甘かったのです…。と、自分を責めている場合ではない。対策だ、対策

完全に折れた訳ではないので、折れた傷口部分まで土を盛り、オクラと同じように風よけを設置 風は入りませんが「何とか持ち直してくれ」との思いはたくさん詰め込みました

 

 

これらは定植から1週間で起こった出来事です。トラブルが立て続けに3つも発生し、先行きが不安でしたが…

諸々の対策の結果、それから1週間ほどで3つとも快方に向かっています

1:台木から折れたトマト。根付いてすくすく育っています

 

2:寒がっていたオクラ。ビニール囲いの中でぬくぬく育っています

 

3:風で折れた自根苗のトマト。こちらも安定し、活着しました

立ち直ったのは植物自身の力ですが、手をかけた成果が見られてうれしい限りです

ここまででいろんな体験ができ、つくづく何かを育てることの難しさと楽しさを味わいました。できればあとは順調に育ってほしいのですが……

自然はそんなに甘くないのでした

つづく…。

前回の栽培日記はこちら

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2014.06.06|

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新入社員の夏野菜栽培 其の2

初めまして。今年の3月末からの新入社員2号です

以後お見知りおきを

もう5月も終わりに近づき、入社して早2ヶ月が経ちました。

日々先輩方にご迷惑をかけつつも、

いち早く戦力になるべく、精進している毎日です

さて今回は、5月2日にお伝えした夏野菜栽培の続報です。

 

今回栽培するのは以下の夏野菜たち

  • トマト×3 (ホーム桃太郎×2 桃太郎EX×1)
  • ミニトマト (オレンジ千果)
  • 枝豆×3
  • ピーマン×2(京みどり)
  • 黄パプリカ×2
  • ナス×2(千両ナス)
  • オクラ×2

 もっと植えようとしたのですが、新人の拙い計算と先輩方の助言より、約7㎡の畑ではこの量が上限のようです…。むしろ、これでも密植だと指摘を受けたくらいです

狭い面積でなるべくたくさん採りたいという欲の表れですかね

さて、作物紹介はこれまでにして定植です。先輩がその熟練の目を光らせ、いい苗を選んできてくれたので、失敗する訳にはいきません

 

【5/14 定植】

良く晴れた午前中、定植を実施しました。

まず植える位置を決めて穴を作り、発根をスムーズにするため [バイオ健太くん] を入れます

その後、1000倍に薄めた [バイオ根助] [キトチンキ] [リーフアップA] を植え穴に注ぎます(写真①)。

そして、[キトチンキ]のみ200倍にした混合液体にポットをドブ漬けしました(写真②)。

これらはすべて発根・活着促進のためです。

①植え穴

②ドブ漬け

そして定植。植え方は浅植えです

と言うのも、根洗い(定植から30~45日後に徐々に株元の土を洗い流す手法)を試してみるため、そのように植えました。

しかし、ここで大失敗が

浅植えをするためには畝作りからの準備が必要なのですが、普通の台形の畝を作ってしまったことが後々問題となりました

その様子がこちら。

③浅植え(失敗)

平らな畝に苗をポンと置いただけのように見えますよね。お見せするのも恥ずかしい限りです

*後々この畝のミスに気づき、畝端が高く、中央が低い形王冠のような形に畝を修正しました。

 

そして、今回の栽培で特筆すべきは、トマトと枝豆の混植です

トマトの畝の横端、トマト同士の中間になるよう枝豆を植えました。

ちなみに画面中央がトマト、右の畝端にあるのが枝豆です。

④トマトと枝豆の混植

これまで何度も先輩方が尽力されたのにもかかわらず、病気や害虫にやられ、トマトは十分に収穫出来ずにいました

そんな先輩方の無念を晴らすべく、農業雑誌を漁っていると、狭い農地でトマトと枝豆の混植を実践し、質・量共に優良に育てていらっしゃる方の記事が

モノは試しと、上司の許可を得て試している次第です。

浅植え、根洗いの実践、トマトと枝豆の混植。楽しみが満載ですね

今年の夏は冷夏となるそうですが、新人の情熱と栽培トラブルの連続で、会社の畑は猛暑となることでしょう。

つづく……

前回の栽培日記はこちら

 

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2014.05.28|

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