『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
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生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

新入社員奮闘記2016 ~黒ボク土~

おはようございます。

先週末の暖かさから一転、今週の冷え込みで体調を崩してしまった新入社員です

健康が一番だと改めて思いました

 

さて、今週は主に九州の黒ボク土の分析をしております。

まず乾燥させるのですが、黒かった土も水分がなくなると少し薄い色になります。

それを粉砕し、ふるって試料とします。

次に、とある試験のために黒ボク土を灰化しました。

250℃で2時間かけてこんがり炭にした後に、550℃で4時間かけてじっくりと灰にするんですね。

冷めた後に取り出して覗いてみると・・・

黒ボク土が茶色のようなオレンジ色のような色になってる。

灰化すると灰色になるものしか見てなかったので新たな発見でした。

 

ここまで書いて、写真撮っとけばよかったなと思いました

体調が悪いといろいろダメですね。

黒ボク土のことを「こくぼくど」と言ったのもきっと体調が悪かったからでしょうね

 

まだまだ寒い日があるので、みなさん体調管理にはくれぐれもご注意下さい。

(^.^)/~~~

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2016.02.19|

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冬の間に対策を

ミズホ本社の駐車場にあるモモの木

縮葉病に侵されており、毎年葉がくしゅくしゅになってしまいます

そこで、今年は農薬で対策をしてみることにしました

葉の落ちている冬に対策を、ということなので昨日決行

農薬に混合したのは「リーフアップV1」を500倍

耐病性の強化を狙います

今年は元気な葉をつけ、たくさんおいしい実がなるといいなと思っております

昨年は休み明けにきれいさっぱり実が盗まれるという事件が起こってしまったので、今年はこの対策も考えないといけないですね

※大変申し訳ございませんが、リーフアップV1は現在在庫切れとなっております。

※混合する農薬には相性の悪いものもあります。詳しくはお問い合わせ下さい。

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2016.02.17|

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新入社員奮闘記2016 ~臭い編~

こんにちは。新入社員の2度目の登場です

 

先日のこと。

「バクヤーゼK」のサンプルを作るように指示を受け、袋を開けると・・・

なんか、臭い

 こういうものなのかな? と思い、先輩方に聞いてみると、

Aさん「鶏糞ですからね、でもこれはましな方です」

(これの上があるんですね、勉強になります)

Bさん「これは無臭だよ」

(??? いや、絶対臭いますよ)

 ・・・僕にはまだまだBさんの境地に到達できそうにありません

 

さて、肥料の分析にはいろいろな薬品を使うのですが、臭いのある有害な薬品も多々あります。

臭いに慣れてしまうと、有害なガスを吸ってしまう可能性もあるため、

薬品に対する嗅覚は鈍らないようにしないといけないなと思いました

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新入社員奮闘記2016

はじめまして

新年早々、ミズホに入社しましたIと申します。

最初の研修では知識を詰め込むも次第に容量オーバー

久々にがっつり勉強しました。ハハッ

 

さて、温かい先輩方に仕事を教えていただきながらの毎日ですが、

今日は化学分析用に「苦土入りスーパーMリンPK」を粉砕していました。

 何かに似ているなと思いながら粉砕を続けていると、ふと思い出しました

金魚の餌だ

 

——以前、我が家の外で出目金を飼っていたことがありました

  冬のある日、外でバシャバシャと水の飛び散る音がしました

  何だろう?、と気になって見に行くと、一羽のサギが飛んでいきました

  そして、水槽の出目金は一匹もいなくなっていました

  名古屋の街中なのに、犬もいたのに……——

 

そんなことを思い出しながら黙々と作業にいそしんでおります

今後とも、よろしくお願いいたします。

m(_  _)m

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酸いも甘いも表裏一体

今年も残すところあと10日となりましたあっという間に時間が過ぎてしまいますので、そろそろ重い腰を上げて年末の大掃除を進めていかなければなぁと思っているところです

さて、先日ミズホに新しい武器が届きました。その名も……ポケット糖酸度計

測定にはちょっとした手順が必要ですが、平らな場所があれば出先で測定するのにも使えそうです。では早速糖酸度計を使って、手元にあるリンゴ(ふじ)を測定してみましょう

 

測定するリンゴの果肉をつぶして、果汁を絞り出します。測定に必要な果汁は0.2mlですので、たくさん絞らなくても良いのは楽です。

 

次に、0.2mlを軽量し、測定部分に垂らします。

 

スタートボタンを押すと、まず糖度が測定されます。このリンゴは糖度16.2でした

 

次は酸度を測ってゆきます。糖度を測定した果汁に蒸留水を加えて、50倍に希釈します。シャンプーハットのような透明な容器に、希釈用の線が描かれているので分かりやすいです。

 

そして、再度スタートボタンを押すと、酸度が測定されます。このリンゴは糖度16.2、酸度0.56という結果でしたこの値は測定した果汁のうち、16.2%が糖、0.56%が酸であることを意味します。

また、糖と酸の比率、糖酸比は28.9(16.2÷0.56)となります。これは甘い飴玉を約29個と酸っぱい飴玉1個を、一緒に口に含んだ時の味を想像すると分かりやすく、このリンゴはとても甘く感じて酸っぱさを感じにくい、ということが分かります

『糖度』がおいしさのキーワードのように連呼されていますが、おいしさを決めるのは糖度だけではありません。糖度の他にも『酸度』であったり、その他の『コク』であったり、『総合的な味のバランス』であったりします。スイカやお汁粉にちょっと塩を足すことで、おいしさが引き立つのと一緒ですね

作物の味を決める要因は、糖も酸もその他の成分も、光合成で生産するものですおいしい作物をつくるには、どれだけ光合成をさせられるかがポイントではないでしょうか。

年末の大掃除と一緒で、今年のうちに来年使用するMリンPKを仕込んで、スッキリした気分で年を越してはいかがでしょうか

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みかんのでべそ

秋が深まってきて、紅葉を楽しみに出かける季節ですね水稲では刈取り後の一休みも束の間、次作に向けての残渣処理・土づくりに勤しんでおられるのではないでしょうか暦の上では、二十四節気の「寒露」、七十二候の第51候「蟋蟀(キリギリス)戸にあり」です。そして明日(10/24)から霜降となり、冬に向けて準備が整いつつある感じでしょうか

 

さて、先日ミカン畑に作業しに行きましたそこで見つけたミカン(宮川早生)の実が変なんです

ミカンのヘソ(ヘタ部分)が出ていますこれよりももっとデベソなミカンもあり、ミカンではなくデコポンじゃないかと疑うくらい立派なデベソでした。

ミカン栽培者に聞いてみると、「生りが悪いとこう(デベソに)なる」とおっしゃっていました。果樹で「生りが悪い」のは樹勢が強いということ。栄養生長と生殖生長のバランスがとれていなくて、栄養生長に傾いているのです。こんなときこそ、リン酸を効かせて生殖生長寄りにして、バランスを取るようにするべきでした

この実を食べてみると、ミカンの味はあるのですが水っぽく、糖度も9.9と低めでした逆に生殖生長に傾いて、とても多く着果した実は、小玉ですが酸味がしっかりとあり、糖度は11前後でした(お恥ずかしい数値ですが)。これらのバランスを取りやすいのがMリン農法です

効きやすいチッ素は常時吸いやすいようにして樹勢を高レベルで保ち、樹勢が強くなりすぎたときや、生育のポイントとなるタイミングにリン酸で抑える手法です。効くリン酸があるからこそ可能となるMリン農法、その真価をみなさんにお見せできるようにしたいと思っています

植物は手をかけた分だけ、しっかりと反応を返してくれます。その様子を見ながらいいミカンができるようにケアしていきます(3年計画で)

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