『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

天気の影響が…

北海道便り

7月に入り、夏本番となるのでしょうか…

6月、特に下旬には梅雨前線の影響で西日本を中心に記録的な大雨をもたらしました

 

雨の少ない北海道でも雨が多い6月でした。上旬には平年降水量の300%以上の地域もありました

日照量も少なく気温も平年に比べ低い日が多く、6月の中旬で氷点下を記録した地域もあったそうです。

 

その様な天候によって、早くも障害が発生しております

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はトマトとネギですが、日照不足が続き、光合成が出来ないため根張りが悪くなり、水を作物の頂点まで運ぶことが出来ず葉先枯れ(石灰欠乏)の症状が見られます。

また、生育後半に発生しやすい葉脈間の黄化(苦土欠乏)症状も既に出ていました

お客様から上の方の葉っぱが枯れてきたという問い合わせも多くなっています。

 

 

この症状をそのままにしておくと、この様にカビが発生してしまいます。

 日照不足が二日以上続いたら、発根と光合成の促進にMリンPKの施肥やMリンPK液肥の素バイオ根助のカン水をお勧めします。また、リーフアップCaPフォスタの葉面散布で発生時や予防の対策を行って下さい

 

これからの天候に期待しましょう

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季節外れの天候ゆえ

本来は梅雨入りして雨が多くなっている今頃。今年の東海地方は梅雨らしいお天気にはならずカラッカラ

対して沖縄地方は大雨になってしまっているようですね

最近は本当に天候が読めず、当社の実験圃場もカラカラ状態です

季節外れの乾燥で、登場する害虫も変わっており、ナスの葉の裏を除くと「アザミウマ…

高温や乾燥を好むので、本来は梅雨明けからの出現が多いのですが、既に発生してしまっています

他には「ハダニ」もいる様子…これも高温乾燥で多い害虫なのですが

一先ずリーフアップバリアで対策をしました

植物をよく観察して、例年通りではなく早め早めの対策が重要ですね

 

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ジャガイモのそうか病

おはようございます

そろそろジャガイモの種イモが出回るようになってきましたね。
最近はジャガイモの品種も増え、色々な味が楽しめるようになってきました。
個人的にオススメなのは「トウヤ」と「十勝こがね」です。
両方とも芽が浅いので調理しやすいです!
トウヤは早生。一足早く収穫できます。
十勝こがねは貯蔵に優れる特徴を持っていますので、トウヤ→十勝こがねでリレーするのも良いですヨ

さて、ジャガイモ栽培につきものなのが・・・そうか病

ガッサガサで肌が汚いジャガイモだと、掘るのもイヤになりますよね

ジャガイモがガサガサになるんだけど?なぜ?というご質問もよくいただきます。

悪さをしているのはそうか病菌!

この菌は、土のpHが中性以上で多発します。
作付時に石灰をまくとジャガイモの肌が白くなる と言われていますが、pHが上がってしまうので注意しましょう。
ジャガイモは酸性にも強いので、土のpHは5.5くらいにするのが良いです。
もちろん、しっかりと土作りをするのをお忘れなく

ジャガイモを切って植える方も多いと思いますが、切り口にはMリンPK(粉)をまぶすのがオススメ。
MリンPKは発酵してあるので肥料焼けしにくく、弱酸性・生理的中性の資材なのでジャガイモにオススメです。
今春にぜひ試してみて下さい

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みかんの収穫②と、かさぶた

12月に入りましたが、名古屋では日差しが暖かく、冬が来たという雰囲気ではありません夜になればそれなりに寒く、街中はイルミネーションで着飾っていますので、なんとなく年末感はありますがと、思っていた矢先、今日から急に冷え込むようで、今年は気温が急に変わるので、体調管理に気を遣わされます

さて、ここでちらほら報告させていただいてますミカン栽培11月下旬をもって、早生温州ミカンをすべて収穫し終えました

前回のみかん収穫のブログはコチラ

前回はほどほどの収量と報告しましたが、最終結果は1本あたり80kgの収量でしたお礼肥散布も済ませ、収穫物もほとんど売れたところです。やっと一段落と息をつくのも束の間、来年につなぐための「今年の栽培の反省」をこれからやっていくところです

ところで、「収量と味は反比例する」のが一般的な意見ですが、Mリン農法では「窒素が効いた状態でリン酸も効かせると、高品質が多収穫できます」と主張しています

私が担当したみかん栽培で大まかに説明しますと、長効きのボカシ肥(バクヤーゼKなど)で、いつでも窒素を吸収できる状態にしておき、その窒素消化を促進するため、収穫直前までPフォスタリーフA液材リーフアップバリアなどの葉面散布材で調整していきました。ボカシ肥を多くまいたので、なかなか酸が抜けなかったのは来年の改善点の一つです

 

収穫から2週間ほど経過し、ワックスをかけていないから思ったより水分の蒸発が多いなぁ、と様子を見ていたら、こんなみかんを発見しました

 

「みかんのかさぶた」という表現で合ってますかね?傷を中心に茶色く硬いのコルクのようなものが覆っています

 

拡大写真です。みかんの皮表面のつぶつぶ(油胞)が凹んでいます。また、Uの字型に皮が浮いています。外傷でしょうか。

 

皮をむいた写真。茶色いシミは内側まで浸透し、果肉表面の皮がはがれていることから、果肉まで達していたことが分かります。

原因は不明ですが、カメムシのような吸汁害虫にやられたか、収穫作業で傷が付いたか…なんにしても、かさぶたが出来たおかげで果実全体がダメになることはありませんでした。このようなかさぶたが出来るものが多く、昨年と比べてみかんの腐りが格段に減りました「みかんの樹は鈍い」と言われますが、コツコツとやっている葉面散布の効果を、味だけでなくここでも実感できました手をかけた分だけ、結果は出るものですね

これから本格的に寒くなってくると、みかんの樹もお休みになります。その間に来春のための準備、Mリンカリンでリン酸ボカシの自家配合を進めていこうと思います

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イネのモンガレ病

立秋を過ぎてから、猛烈に暑くなっています。
『暑くて死んじゃう』が本当になりそうです(汗)
皆さま、暑さの盛りの農作業。熱中症には十分に気を付けて下さいね。

さて、先日お客様より

『稲の様子がおかしいのだけど?』と相談を受けました。

下の茎が枯れている?

茎に病斑

茎に病斑が出ています。
穂も不稔のものが出ています。
その場では分からなかったので持ち帰ってデスクの上に置いておいたところ・・・、先輩より

『モンガレ病!』

と、一言。

 

『こんなに典型的な病斑は久しぶりに見た』

と、言われるくらいモンガレ病だそうです。

今は苗を作る時に消毒をするのが一般的なので、あまり出ないそうです。
ですが、コシヒカリでは倒伏の原因ともなりますので注意が必要です。

モンガレ病は菌核を作って越冬しますので、激発田では防除をして下さい。

 

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きれいな毛虫

6月ももうじき終わり、2016年も半年が過ぎようとしています毎年のことですが、夏が近づいてくると「夏の暑さ」を思い出します。今年は特段暑くなると言われているので、徐々に暑さに慣れていって、暑い夏に負けない体づくりを意識しようと思います

 

さて、先日会社の階段部分で、やけに目立つ色の毛虫を見かけたので写真を撮りました。

(虫が苦手な方は注意)

 

 

 

 

 

 

ピンク色の毛虫ですこの階段のある場所は、ブドウの樹のすぐ横です。ということで、ブドウに付く虫で調べたところ、ブドウスカシクロバの幼虫だと分かりました昨年も見かけたこの毛虫ですが、昨年は緑色を見かけました。しかし、こいつはピンク色です。

どうやら老熟するにつれ緑から変色するようで、ブドウと同じようなものですかね。「熟す(成長する)と赤みを帯びていく」ということですね

このブドウスカシクロバは、その名の通りブドウの葉を食べて成長します。柔らかい部分を好んで食べますので、新芽や新葉をバクバク食べる、ブドウ農家の天敵です見た目が鮮やかな分、鳥にすぐ見つかって食べられそうなものですが、毒があるため大丈夫なんでしょうか。自然は不思議ですね

 

Mリン農法で害虫に負けないようにするには、予防として以下を実施するのはいかがでしょうか。

①光合成または代謝を促進して、葉を厚く、茎を固くする

 ➡ MリンPK類、Pフォスタ

②害虫が嫌うものを散布する

 ➡ リーフアップV2V3バリア

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