『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

あなたのキャベツの旬はいつ?

近頃は「野菜の季節感」がなく食卓に並びます。

地中海が原産の「キャベツ」。本来の「旬」は海洋性気候で栽培できる「冬」と言えるが、今では特定の「旬」は存在しない気がします。

全国各地の露地で栽培され、生育気温「15℃~20℃」を求めて栽培地は全国に移動。品種改良もあり、標高・地理的条件によって出荷時期は異なれど、周年需要に応じて出荷も平準化している。

ちなみに…大きく分けると「冬系」と「春系」。

 「冬キャベツ」

年間を通して食べられる「冬キャベツ」。こちらは巻が「固い」のが特徴。葉に厚みがあるのでじっくり加熱して甘みを引き出す煮込み料理がおススメ。

「春キャベツ」

3月から初夏にかけて出回る「春キャベツ」。葉巻きが「ゆるやか」なのが特徴。味は瑞々しく甘みもあるのでサラダがおススメ。

 

「春」キャベツ(4月~6月)は、海洋性気候で冬も暖かい千葉県銚子地域が大産地。神奈川県三浦地域も春系。他に茨城県も。

「夏秋」キャベツ(7月~11月)の大産地は、群馬県嬬恋村。標高800~1400メートルの高冷地。3000町歩ものキャベツ畑が広がる。鮮度を保つため出荷前に予冷庫に入れ冷やし、保冷車で東西の消費地に運んでいます。他に北海道・長野が産地。

 「冬」キャベツ(11月~3月)は、渥美半島に代表される愛知県東三河地域。文字通り、今が旬。おもな産地は、愛知・千葉・神奈川。

三浦半島では、この時期、ダイコンの間作で、「冬キャベツ」なのに、柔らかくて甘い「早春キャベツ」のが特徴。温暖な気候のお陰で、他産地が春キャベツとして栽培している種を、冬に作る事が出来る。そして通常の「春キャベツ」は柔らかさと甘みがさらに増しているという。

 

先週大雪の群馬県嬬恋地区を訪問した当地区の担当者。地元の農機販社を通じて、近年収量減収に悩む生産者から「土壌分析表」を預かり、「土づくり」や「肥培管理」について、アドバイスを求められました。

 

「病院」で風邪になったいきさつを根掘り葉掘り聞かれ「処方箋」が出るように、ミズホも土壌のお医者さんとして、薬は出しませんがMリン資材で、健全栽培・健康安心農産物が作れるように、最善の「処方」を提案します。

全国各地の皆様に、周年「旬」なキャベツを食卓にお届けできますように

 

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健康野菜ヤーコン

 

一見、どうみてもサツマイモのようですが、実は超マイナーな野菜『ヤーコン』。
長崎県のミズホ会員さんからいただきました

試しに生で食べてみたところ、みずみずしい大根みたいにシャキシャキで、ほのかに生姜の香りもあるようなないような…。

ヤーコンの主成分は、オリゴ糖と食物繊維のため、便秘改善に効果があり、昨今、健康野菜として注目されているようです
こちらの農家さんは、お惣菜屋さんにヤーコンを卸しているそうで、お勧めの食べ方を伺ったところ、サラダ、きんぴら、炒めものが美味しいよとのことでした。

もし、直売所で見かけたら、献立のレパートリーの一つにお試しくださいませ




 

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お米の行列!!

皆様、大雪は大丈夫でしたでしょうか?名古屋でも、近年にない大雪に社員一同びっくりしておりました。

被害に遭われた方々へは謹んでお見舞い申し上げるとともに、一早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 

 

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ミズホ創業40周年ファイナル企画!農産物プレゼント

最終回のMリン米をご当選された方々、本当におめでとうございます

先日商品を発送致しましたので、早い方はもうお手元に届いたのではないでしょうか??

全国選りすぐりのMリン米のお味を堪能してくださいね

こちらは発送前のお米が並んでいる様子。

今回お米の詰め替え作業を行ったのですが、お恥ずかしながら私米袋の封をした経験がほとんどなく、インターネットで検索して試行錯誤致しました

素人技なので、プロ農家の方々にお出しするには大変心苦しいのですが…今回たくさんの米袋を縛ったので、今後は困らなさそうです

こんなにたくさんの種類のMリン米が勢揃いする機会は弊社でもなかなかないので、全て並べて大きさや重さを比較することができ、とても良い勉強になりました

 

1年間続いた農産物プレゼント企画、本当にたくさんの農家様にご協力いただき、心よりお礼申し上げます。

どうもありがとうございました

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立派な長芋

青森県の得意先様から、長芋をいただきました。
サイズは3Lで、長さ70cm。それはそれは見事な長いもです。

青森県といえば、ニンニクが有名ですが、長芋もなんと出荷量日本一を誇っているんです。

早速、すりおろしてみると、真っ白できめが細かく、ほどよい粘りで、まったく変色しません。
とろろごはんで丼ぶり一杯、あっと言う間に平らげてしまうほどの、美味しさです。
社内のグルメ番長によると、ワサビを入れたダシ醤油に一晩つけた長芋も絶品だとか

ちなみに、すぐに変色してしまう残念な長芋は、未消化態の窒素が多く残っているのが原因です。

こちらの長芋は、MリンPKでリン酸を効かすことにより、光合成が活発になって、デンプンの流転を促進させています。
さらに霜が降りてから掘り取りすることで、霜の冷たさでデンプンの同化をすすめているから変色知らずなんです


 

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”米1GP”(こめわんグランプリ)  の一コマから   (連載・其の一)

本日もまた遅い更新時間となりました。お待たせしてスミマセン

今年は暖冬ですね…と話していたら、昨日から急に「寒波襲来

この本格的寒さへの対策を前もって準備されていると思いますが、まだの方は、11/28ブログの「冬の栽培管理」をもう一度お目通しくださいね!

 

さて本題。今日のタイトルですが…

じゃん

こちらの写真は、先週末、埼玉県のヤンマーアグリジャパン川島支店さんで開催された展示会での一コマです。

「美味しいお米を作ろう!」というテーマの元、通常の農機販社の展示会とは一味違う「参加型展示会イベント」でした。

 ここ、埼玉県比企郡川島町は「コメどころ」産地と比べると、環境も気象条件も恵まれているわけではありませんが、農家さん一人一人が「うちのコメがイチバンうまい!」という思いで熱心に米作りに取り組んでいらっしゃいます。

 

この日は、静岡製機さんをはじめ、各メーカーさんの協力もあり、ヤンマーさんの「今年できたお米を一合程度持ってきてください!」という呼びかけに応じて、「食味測定」ブースには長蛇の列が出来ていました。

 

「ウチのコメは何点なんだろう?」

「今年は、Mリンさんを使ったから、なんか粒が大きくなった気がする!」

こちらの写真は、この日、すぐ測定された米粒の測定結果。

水稲の米品質上問題となる「胴割粒」。こちらの方は胴割粒の割合も非常に低く「食味点数」にも期待が出来る新井さんの簡易結果。

残念ながら、その日には「食味点数」計測するだけの時間が無いくらいの「エントリー過多」だったため、「評価内容」や、ランキング詳細は「事後発表」ですが、大変楽しみです。

 

ブース隣で行った「美味しい米作り・ミニ講習会」では「来年に向けて」耳を傾けて下さる方が多くいらっしゃいました。

「 食味」についてと、講習会の内容は、ちょっと長くなりそうですので、次回の「ブログ当番」の時にお話します!

 

 

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コンニャクイモは、こんな感じで収穫期へ…。

以前、このブログで、グロテスクな作物というタイトルのBlogがあがったのを覚えている方はいるでしょうか?

そうです。      これです。

コンニャク、です。

でもこれは「板コンニャク」。ご存じない方もいるかもしれませんが、「コンニャクイモ」を粉(荒粉→精粉)にして、水と凝固剤(水酸化カルシウム or 貝殻焼成カルシウム)を加えて成形したものを茹でてから熟成させて、冷まして出来上がったものなんです

※参考ページ→http://www.konnyaku.or.jp/dekiru/index.html

ちなみに…

         こちらは、擦りたて出来立て「刺身コンニャク」。

出来立ては、こんなカンジでイカのように真っ白です。イモ本来の味と、もっちもちの弾力があって、ノドゴシサイコーなんですよ。生ずりコンニャクは日持ちがしないので、コンニャク農家さんだけがその年の掘り取りしたてを口にできる贅沢な逸品なんです

 

ちょこっと前置きが長くなりましたが、今日のタイトル、「コンニャクイモの収穫期」についてお話しします。

6月に植えつけられたコンニャクは、夏の暑い時期を乗り越えたっぷり光合成をしてタマ(球茎)にマンナン価を蓄積させ、10月を迎えると「成熟期」に入ります。健全だった緑の葉っぱも茎も徐々に黄変し、やがて傾斜し倒伏し始めます。この頃から、「離層」といって、「球茎」・「葉柄」・「基根」・「吸枝」・「生子」がだんだん分かれていきます。そして枯れが進むと最後は地上部は朽ちてなくなり地下部のイモだけになります。

 

そのイモを収穫(掘り取り)します。(イモ=タネイモとウリダマイモ)

 

  この「健全な緑の葉っぱ」が、「黄変し枯れ」て「離層し終末期を迎える」期間こそ、イモの肥大率も最大になり品質も向上する期間。

葉っぱがまだ緑の状態で「早めの掘り取り」をしてしまうと、養分転流しそこなった窒素が残ってしまい、イモの充実不良で、不良球になり病害を招きます。

つまり、「青立ち株」状態で放置せずに、「黄熟」させて「成熟期」を迎えさせなければなりません。

 ただでさえ「窒素過多施肥栽培」のコンニャクイモ。しっかりリン酸が効いてないといつまでも窒素が効いています。

特に倒伏後の「青立ち期間」が長いと、球茎・生子の充実が悪くなるだけ。

そんなとき…

有用なのが「Pフォスタ」「MリンPK液肥の素」の葉面散布材。

週末Pフォスタ葉面散布して、

週明けには…速効性!

 

イッキに窒素消化を進めるだけでなく、細胞を締めるので、イモをより固くして耐病性強化と共に重量もずっしりとします。

 

そして…大変な「掘り取り作業」が大面積の方は、11月からクリスマスシーズンまで2カ月も続きます。

 

この時点で不良イモが多いと病気伝染し、選別作業が煩雑になってしまいます。

単に秀品率=歩留まり向上だけでなく、大幅なコスト削減にもつながります。

 

 「ねぇあなた、使ってててよかったね、Mリン」

・・・去年Mリン栽培1年目から好成績を上げた、コンニャク農家の若奥様の重みのあるお言葉でした

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