『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

出前講習

12月8日の日曜日に、ミズホ40周年記念イベントの一つ『お出かけミズホ』に行ってきました

場所は、新潟県中央部北寄りに位置する、南蒲原郡田上町。JAにいがた南蒲青年部会の皆さんと、勉強会です。若手の農家さんだけあって、稲作やら果樹やら野菜やら広範囲にわたっての質問が飛び出しました

なかでも堆肥にまつわる土づくりの話や、水稲の流水施肥についての肥料ムラの心配など、今までのギモンが少なからず解消できたようです

出前講習のお申し込みは、終了いたしましたが、栽培管理にまつわるあらゆるご質問は、弊社までお問合せください。技術指導員が丁寧にご説明させていただきます

 

 

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2013.12.11|

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現代農業~水口から肥料を流し込む?~

こんにちは。

今日のブログはちょっと真面目なお話です。
「最近ブログの内容がゆるいよね」と社内のお姉さんに突っ込まれたワタクシ
信頼回復のためにもカッコイイところを見せなければいけません


で、内容はというと、師走というのに稲作のお話です
現代農業の最新号(平26年1月号)に「流し込み施肥」の記事がありました。

流し込み施肥って何
簡単に言えば、肥料を水口から水と一緒に流す方法。
重い動散を背負って田んぼの中を歩き回る必要もなく、
高齢者でも女性でも誰にでもできる簡単な施肥方法です
詳しくはこちらでも説明しています。
http://www.mizuho.to/wp/wp-content/uploads/2013/07/2f1e70b6635cd54d7ad14cf3dd23116a.pdf


その現代農業の記事で気になった点が一つ。
記事中では硫安を使った流し込みが紹介されていました。
硫安を使うことは、コスト的にも安いし大変有効なんですが、
そのまま流しただけでは大失敗する可能性が…


硫安に含まれるチッ素成分は「アンモニア態チッ素」

水に溶けた状態ではプラスの電荷を持っています。

一方、土壌はほとんどの場合マイナスの電荷を持っています。
農業の世界では「陽イオン交換容量(CEC)」なんて難しい言葉で呼ばれることもあり、
土壌の保肥力を示す値として用いられたりします。


要は、チッ素と土壌はプラスとマイナスで磁石のようにくっつきやすいんです。
硫安だけを流し込んだ場合、全体に広がる前に水口周辺の土に吸着される可能性が高くなります。
土作りがしっかりできている圃場ほどCECが高く、全体に広がりません。


じゃあどうしたらいいの?
ということで、硫安を流す前にマイナスの電荷をもった成分を流してやります
こうすることで土との間に膜を作ることができ、硫安が圃場全体に行き渡ります。

じゃあそのマイナスの電荷をもった成分って何?
ということでMリンPKの登場です。
MリンPKも流し込みが可能な肥料で、MリンPK中のリン酸は、水に溶けることでマイナスイオンとなり硫安と土壌との吸着を防いでくれます。

流し込み施肥を行う場合は、まずMリンPKを流し込み、圃場の3分の1~半分程度広がってから硫安を流し込むというやり方が必須です

現代農業の記事では詳しく書いてないだけだとは思いますが、
やってみたいな~って方は注意してくださいね


減反見直し、TPP問題….etc
省コスト化のために、元肥一発肥料を使う方、
逆に手をかけて食味を狙う方。
生き残り戦略は様々だと思います。
でも、こういった流し込み施肥も上手く使えれば、食味も省力化も両方実現できる可能性大です。
是非挑戦してみてください

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タマネギ植えの手伝い

おはようございます。
年末です。
ただでさえ焦る季節ですが、ミズホ内ではいつにも増して焦りが見えます。

土壌医検定の試験が、刻々と迫っている~

営業部はほぼ全員が受けることになった検定試験。
クリスマスで盛り上がる12月の3連休の真ん中である22日が試験日です。
クリスマスや年賀状どころではなく、試験前の『何となく焦る』感でドキドキしています

 

・・・そんな中。
タマネギの定植のお手伝いをしてきました

タマネギの定植は、畝立てしてマルチをはったところに穴をあけて苗を差し込んでいくという方法で行いました。
昨年に引き続き、2回目の作業。

穴のあける道具がパワーアップして、張り切って植えてきました。

昨年のタマネギ定植用穴あけ機

パワーアップした今年のタマネギ定植用穴あけ機。

今年はコツをつかんで、ちょっとは上手に植えられるようになりました
農業をやるには、知恵と効率とスピードが必要
もっと、もっと色々なやり方を見て、勉強したいな~と思いました。

・・・でも。
まずは土壌医検定の勉強デスネ ガンバリマス

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2013.12.06|

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リンゴの蜜

そろそろ冬のご挨拶、お歳暮シーズン到来です。ミズホもお得意様に感謝の気持ちを込めて農産物をお歳暮としてお送りしています

その一つがMリン リンゴ

蜜たっぷりです

で、リンゴのトリビアを一つご紹介。

蜜がたっぷり入っているリンゴ=甘い。でも、蜜そのものは、ソルビトールという糖質アルコールの一種で甘くないんです。蜜が果糖やしょ糖に変化して果肉が甘くなっていくんです。で、蜜がたっぷり残っているということは、もうこれ以上このリンゴを甘くできない限界まで糖に変わっているので、リンゴが甘いんです。

だから、蜜がたっぷりあるのは、リンゴが甘い証拠なんです。

へぇ~

 

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2013.12.04|

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社員奮闘記~リンゴの収穫体験してきました~

こんにちは。

突然ですが、我々ミズホは肥料や土壌のアドバイス、トラブル対策など、情報提供ができるということを一つの武器としています。
従って、日々の勉強が欠かせません。
本やインターネット、試験圃場、篤農家と言われる名人の教えを参考にしながら知識を蓄えるんですが、どうしても机上の知識が優先されがちになります。

しかし生産者の立場に立って話をするためには、実際の作業を体験してみないと!
と思い、今までも近所の生産者のお手伝い(邪魔?)をしてきました。
そして果樹もやってみたいということで、
長野県小布施町のリンゴ生産者のところでお世話になってきました

ただ名古屋からは少し遠いので、泊まり込みで行くことに。
いくら農業の勉強とはいえ、さすがに業務扱いにするのは気が引けたので
お休みを貰おうとしたところ・・・

「月末の忙しい時に

と白い目で見られつつ、なんとか2日間の休みをもらい
土日を入れて4日間の訪問となりました。

妙高山        ↑妙高山を眺めながらのリンゴは最高に旨い!


りんご        ↑作業の合間につまみ食い

今はリンゴの代名詞「ふじ」の終盤。
本格的な冬の到来の前に収穫しなければならず大忙しです
4日間ともに、朝の7時から夕方6時までガッツリ働いてきましたヽ(・∀・ )ノ

今筋肉痛・・・


でもなにより楽しかったのは、毎晩深夜まで続いた農業談義。
今回お世話になった方は、まだ20代の若い生産者。
肥料のこと作物のことから、これからの農業という大きな話まで、熱く語り合ってきました。


農業を巡っては悲観的な話も多い中、まだまだ捨てたもんじゃない!
各地でこういった若者が農業を盛り上げてくれるはず。

ミズホもそのお手伝いができるよう頑張ります

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