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ブドウの晩腐病
おはようございます。
台風26号が過ぎ去ったばかりですが、次の台風27号が近づいています![]()
農作物の安全と、自身の安全にも十分に気をつけてくださいね![]()
さて、雨が多いと発生しやすくなるのがカビの病気。
ありとあらゆる作物に発生するといっても過言ではありません![]()
その中の一つ、ブドウの晩腐病。

外観はオレンジのツブツブが見られ、皮がシワシワになります。
非常に柔らかくなっているため、少し力を入れただけで皮が破れてしまいます。
菌糸は枝や巻きヒゲ内で越冬し、雨などによって胞子が飛散し拡大します。
主に着色期に発病するために、「晩くに腐る病気」ってことらしい![]()
雨が多いと発生しやすくなりますが、
栽培管理によって拡大を助長する場合もあります。
被害が拡大しやすい栽培要因としては、
・風通しが悪い
・水はけが悪い
・窒素過多
はい。
王道ですね![]()
ブドウに限らず、カビの病気は湿気が多くて、柔らかい作物が大好きなんです。
チッ素が効きすぎていると、枝や茎が伸び、葉が大きく柔らかくなります。
無駄な生長を抑え、作物の身体を硬くするためには
チッ素、リン酸、カリをバランスよく吸収させましょう![]()
「バランスよく施肥する」じゃなくて、
「バランスよく吸収させる」ってところがポイントですよ![]()
この2つは似て非なるものです。
疑問に思ったらミズホまで連絡ください![]()
年々増えているらしいブドウの晩腐病。
今年のブドウはもう終わってるよー、って方も、
来年以降拡大させないためにも、是非対策を。



