よくある質問

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リン酸について知りたいのですが?

リン酸について

◇リン酸◇
リン酸成分は、花や実及び根を作る肥料といわれています。リン酸を効かせれば、花がたくさん付き、多くの実が穫れることになります。
これは事実ですが、リン酸が直接花や実となる訳ではありません。リン酸本来の働きは、光合成を促進することにより植物体内の活動エネルギーを作り出すことにあります。
植物は、生育中に、炭酸同化作用(光合成)とチッソ同化作用という2つの仕事をしながら、体を大きくし、種実を作ります。
その2つの仕事を同時に行っているのが、リン酸であると考えた方が判りやすいでしょう。チッソ同化作用は、吸収したチッソ分をタンパク質(細胞)に代えるためにリン酸が手助けをしています。
リン酸が不足すると、この2つの同化作用が鈍り、健全な生育を実現できなくなってしまいます。特に炭酸同化作用が鈍るとチッソの消化が進まず、チッソ過多による様々な障害を誘発させるのです。
従って、リン酸成分は、チッソ成分と同様に重要な成分なのです。

しかし、リン酸肥料には、大きな欠点があります。それは、施肥しても効かないという点です。
リン酸は、施肥された成分の10%も効かないのです。これは、リン酸が施肥されると短時間で土中の金属成分とくっつき、作物の根から吸収されない状態になってしまうからです。
これを“リン酸の固定化”といっています。

Mリンシステムで利用するMリンPKは、リン酸の固定化が起こらないようにMリンカリンが働いており、自在にリン酸を効かせられる「発酵リン酸カルシウム肥料」です。
このリン酸をいかにうまく使うかがMリンシステムの技術なのです。慣行農法では、リン酸が効かないためチッソ過多に悩みますが、Mリンシステムは、チッソ過多の解消はいとも簡単にできます。

一方、通常ではありえないリン酸過多症状が、Mリンシステムでは見られることがあります。リン酸が過剰になると、いわゆる肥料切れの症状が現れることがあるのです。
そんな時は、速効的に聞く硫安や尿素を追肥してやれば、たいてい回復します。また、葉面からリーフアップNやリーフA液材を施肥することも有効です。先にも述べましたが、チッソ肥料を少なめに施肥した場合に、MリンPKでリン酸が過剰に吸収されると、実を着果させることはできたが、太らせることはできなかったという事例も「リン酸の効きすぎ」による失敗例です。

Mリンシステムの場合、高栄養状態(チッソとリン酸を多めの吸収量でバランスをとっている)で生育させることができるので、多く結実させて、かつ肥大もスムーズにすることができます。
この点が、生産性の増大となる要因です。リン酸過剰という症状が出た時は、リン酸が多すぎるのではなく、チッソ分が足りないのではないかということに注意を払ってください。

▼リン酸過剰の症状と対策

症状 原因 対策
葉色が薄くなる
葉が小さくなる
葉肉が厚い
葉柄が45度以上に立つ
落葉してしまう
●MリンPKの過剰施肥
●チッソ不足(肥料切れ)
●高温障害
<生育初期>
リーフアップN 800~1000倍液
リーフA液材 800~1000倍
2~3日おきに回復まで施肥
また硫安 5~20kg
<生育中期>
リーフアップN 500倍液
リーフA液材 500倍液
2~3日おきに回復まで施肥
またアミビタ液肥 5~20kg
MB動物有機肥料 60~100kg
<収穫前>
リーフアップN 400~500倍液
リーフA液材 400~500倍液
2~3日置きに回復まで施肥
またアミビタ液肥 5~20kg
MB動物有機肥料 60kg
背丈が伸びない
茎が細い
生長点に近いところで花が咲いている
実が肥大しない
全体 生育が遅れている
元気がない
生長点が止まっている
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