『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。

更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)

生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

果樹園廻りしながら。「今何する?」

果樹もいろいろ。園地もいろいろ。

日本には美味しい果樹がいっぱい。

「果物離れ」がささやかれていますが、以前、「Mリン農産物プレゼント企画」を開催した時も、果樹人気は抜群でした。

皆さんは、どんな果物がお好きなのでしょうか?

5月某日から6月某日、新潟~甲信の果樹園を回ってきました。いろんな作物を回ってきました。

今日は、こちら

さて、これは何でしょうか?

ん?花はこんな感じでした。

園地を外から見ると…

はい「西洋梨の貴婦人」こと「ル・レクチェ」という新潟の洋梨です。

ラ・フランス?とか、黄色い洋ナシ?とか言われるように全国区の知名度ではないかもしれませんが、みずみずしさ、果面のつややかさ、味わい、どれをとってとびっきりの極上品なんですよ。(以前ブログでもご紹介しました)

晩秋初冬の収穫が終わると、スグに剪定、そして春になったら人の手による人工授粉(花粉つけ)、これからは袋がけの時期になります。 10月には上の写真のような「青い果実」のまま収穫、40日~50日の「追熟期間」を経て出荷されます。

では、この時期の栽培管理のポイントは?と言うと、

●新梢の停止、花芽分化、果実の肥大

●病害虫対策

摘果を終えたのちの梅雨前の時期には、「病害虫対策」として防除は勿論ですが、より光合成能力を高めるべく、「稼ぐ葉」に仕上げていくために、「MリンPK」=根系施肥、「Pフォスタ」=葉面散布施肥、を提案しています。

降雨が続くと、一般的なナシでも「胴腐れ」「輪紋病」が出ます。ル・レクチェをはじめとした西洋ナシでも、近年「セイヨウナシ褐色斑点病」なる病気が果樹園地域全体に蔓延し、贈答品の予約玉数に届かない程、大減収になったこともあります。

 

…というようにほとんどの方が、「地上部」に目が行きがちですが、実は西洋ナシは、この「新梢の生長」が進む時期がイチバン「新根」の生長量が増加する時期。つまり「地下部」も大事なんです。

「T/R率」に注目です。

➡「大きすぎる地上部(Top)で、小さすぎる地下部(Root)」のような行き過ぎた仮分数状態では、樹が持ちません。

地下部の充実をさせる仕事、とりわけ、毛細根量を増やす仕事は「リン酸」の役割です。「良く効くリン酸」はMリンPKです。

 

ミズホには、「MB動物有機」をはじめとした「ぼかし肥」シリーズによる高い次元での樹勢維持と同時に、「MリンPK」で、開花結実・花芽分化…生殖生長には不可欠な「リン酸」をキッチリ効かせらる技術があります。徒長の防止、光合成促進を目指す玉肥にも、一役買っています。

今こそ、今年の果実の為、来年以降の樹の管理のために、未来に繋がるリン酸を効かせましょう!

 

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