株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
キュウリのツル
おはようございます。
今日は少し真面目な話
先日あるキュウリ農家さんを訪問しました。
まずは、株の下の方を撮った写真。
そして株の上の方を撮った写真。
違いが分かりますか?
節の長さが違いますね
MリンPKを元肥に入れているので、初めのうちは節間が短くなります。
それが定植一か月ほど経って、そろそろ元肥MリンPKの効果が薄れてくる頃です。
また、最近の温かい陽気も関係しているのでしょう。
生長点に近い部分では節間が長くなってしまいました。
そろそろMリンPKの置肥と、MリンPK液肥の素でのカン水を行うと良いでしょう。
【節間が伸びる要因】
・温かい気温
・日照不足
・水分
・チッソ過多
・リン酸不足
などです。
節間が短いほど、元気で健康な姿ということになります。
気温や日照はコントロールに限界がありますが、肥料は人間がコントロールできます。
特にMリンPKはリン酸を自在に操ることを目的とした肥料です
しっかりとリン酸を効かせて節間を短く作りましょう。
キュウリに限らず、節間の長さは作物の栄養状態、将来の収量・品質を見極める大きな目安になります。
節間の長さをコントロールして篤農家になろう!